Case

実績・事例

学校法人大東文化学園 大東文化大学第一高等学校様  ICT支援サービス  事例

業務内容

学校内の機器関連のトラブルシューティング等

対象サービス

ICT支援

導入前はどのような課題を感じていましたか?

2017年~2018年頃を境に急速なICT化が進んでいって、教室に電子黒板が入ったり、生徒にiPadを持たせたりということがどんどん行われたのですが、導入するICT機器が増えるにしたがって、多種多様な課題やトラブルが発生するようになりました。「いきなり画面が表示できなくなった」「iPadが破損した」といったトラブルが突発的に発生してしまうと、自分のクラスの生徒の対応や授業の準備がある中でトラブル対応に回らなければならず、教員自身の時間がなくなってしまいます。かつ、対応できる人間が(教員が80~90名ほどいる中で)4~5名しかいないので、トラブルシューティングをしていくには手が足りない部分がありました。その数名に集中しているトラブルの負担を減らすため、ICT支援員の導入を検討しました。教員はエンジニアではないので、事案が発生したときに原因がすぐわからないことも多かったんですね。インターネットで事象を検索してはいろいろ試し、一つの問題を解決するのにすごく時間がかかったんです。自分の仕事は後回しになって、帰るのが夜遅くなってしまうこともありました。

当社にご依頼いただくことを決めた理由は?

本当に幅広いことをやっていただけるというところが一番の決め手になったと思います。以前お願いしていた会社では、「ここからここまではいいけどここからはダメ」ということがありました。具体的に言うと、本校では保護者の方にもいろいろなサービスをお使いいただいているのですが、使い方がわからない方への連絡対応は以前の会社ではやっていただけませんでした。ジムマネジメントさんはそういうところも「いいですよ」と言っていただけて、むしろ「ダメです」と言われた記憶がほとんどありません。本当にこまごました、——Windowsのマイナーアップデートとか、教室に入れているAppleTVのリモコンの充電とか——そういうところまで対応していただけるのは大変助かりますし、他ではなかなかないサービスを提供していただいてると感じます。私は情報科の教員ですが、他に対応していた教員は専門外なので、現場にいると知識のアップデートもなかなか難しいですよね。そこをもともとアップデートできている情報の専門家に来ていただけるっていうのは、我々にとっては非常にありがたいですね。

どのようにご活用いただいていますか?

基本的には、校内で起こったトラブルシューティングの対応をメインにしていただいています。多いのは「プリンターに接続できなくなった」とか、教員用PCが破損した際、修理後に初期化された端末の初期設定などです。また、毎年入社してくる教員の新しいPCやiPadのセットアップもお手伝いしていただいています。本校では保護者にGoogleアカウントを配布しているんですが、そのパスワードを忘れたとか設定方法がわからないという方に対して、設定方法のレクチャーなどもしていただいています。校内であれば導入する機器も全部統一されているのでトラブルの見当がつくのですが、保護者の方々がお持ちの端末の設定となると機種もOSもバラバラだったりして、そこも対応していただけるのはかなりありがたいですね。
(結構頻繁にあるんですか?)2017~2018年頃に急速にICT化したので、ここ数年は故障が多くなってくるタイミングなんですよね。故障して全部入れ替えましょうとなったときの、新しい機器の再セッティングもお願いしています。台数も多いので、例えば50台を我々が授業もやりながら対応するとなるととても難しいですから。

導入後の率直なご感想をお聞かせください

本当に楽になりましたね。突発的なトラブルを対応しなくて済むようになったっていうのはすごく大きくて。やはり我々も一日の動きを考えている中で、突発的なトラブルが発生してしまうとどうしても考えていた予定を崩さなければいけなかったりとか、生徒と面談などの約束を動かさなければいけなくて生徒にも迷惑をかけてしまうことがあったんですが、そういったことをほぼなくすことができたっていうのは、我々にとってもありがたいですし、それが巡り巡って生徒にもいい影響を与えられてるなと思っています。
(先生の本業に集中できるということですよね。)本当にそういうことですね。採用されたときにIT土方にならないように配慮しますと言われていたんですけど、無理なんですよね。ジムマネジメントさんが来てくださるまでは、自分が机の下にLANケーブル敷いたりしていたんですが。教員免許がなくてもできるICT関係の仕事は全部渡すことができたっていうところはすごく負担感が少なくなったと思います。
(担当者の人物面ではいかがですか。)やはり「NO」を言ったことがない。「考えてみます、こういうことができます」と提案してくださるので、本当にむしろこんなにおんぶにだっこでいいのかなと思うくらい。本当に雑用に近いところまで「いいですよ」と言っていただけるので、我々も頼りすぎている部分があると思うんですけれど、そういうふうに言っていただけるのは大変助かりますね。

実際に得られた成果を具体的に教えてください

まずPC設定を理由に遅い時間まで対応しなくてよくなったということです。今までは保護者の方の“パスワード忘れ”も我々ICT担当が対応していただいたんですが、ジムマネジメントさんが入っていただいて、我々が対応する件数がゼロになりました。地味にそれがストレスになる部分はあったし、業務的にも滞らせてはいけない部分を滞りなくやっていただけるというところはありがたいなと感じます。

さらに発展して活用していきたいこと、新たに依頼したいことはありますか?

生徒のiPad関連ではまだ我々が抱えている部分がいくつかあります。iPadを修理するときには我々が一度状態を確認するのですが、――Wi-Fiが繋がらない、じゃあWi-Fiの設定を初期化してみよう、といった部分――そういった初期対応や修理センターへの送付、送り返されてきたiPad端末の生徒への配布等もお任せできれば大変ありがたいと思っています。実はすでにご相談はしていて、やはりNOとは言わず「大丈夫です」とお答えいただいているので、後は担当者の方にお願いする準備を整えている段階です。そこがリリースされると、学校内のICT回りを我々教員が触ることはほぼなくなるんじゃないかと思っています。
その他にも、生徒用のキーボードを発注をお願いしたときには1階から4階まで運んで届けてくださったり、(メインの担当者は1名ですが)人手が必要なときに柔軟に動員していただけたのはとても助かりましたね。4月の頭に生徒のiPadを設定するときも3人で来ていただいて。
(こちらもIT企業として、生徒さん向けに職業紹介の機会をいただきました。Win-Winの関係なのかなと感じています。)学校の先生っていわゆる社会人とは少し違うので、実際に社会人が働いているオフィスを見られる、社会人と関わりを持てるというのは良い機会だと思います。

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